(株)本家比内地鶏が、比内地鶏の飼育を始めたのは昭和57(1982)年。
当時は、きりたんぽ鍋など冬の鍋用の鶏肉として地元で食べられていましたが、全国的にはほとんど無名の鶏でした。
その後「比内地鶏をブランド化しよう」と、旧比内町(現大館市)、地元の農業協同組合と本家比内地鶏が協力し、全国に向けて比内地鶏の美味しさをPRする取り組みが始まりました。
20年近くかけた地道な努力が実を結び、2000年ごろになると東京などで比内地鶏専門店の人気が高まり、さらに地鶏ブームも追い風となって、比内地鶏は「日本三大美味鶏」と呼ばれるようになりました。
現在、本家比内地鶏は鶏肉の加工・販売業者として、30万羽以上を処理できる大規模食鳥処理場を持ち、28軒の生産者さんが飼育した比内地鶏を全国へ届けています。